2009年01月20日

オバマ新大統領就任に思う

世界中から注目を集めている米国のオバマ新大統領の就任演説が日本時間の21日未明行われます。
あと何時間かに迫った時点でこのブログを書いていますが、皆の大きな関心事の一つはは、米国発のグローバルな経済危機をどう乗り切ろうとしているかにあると思います。

戦後、日本は不況に陥ったとき、必ずと言ってよいほど、米国向けを中心とする輸出の回復をきっかけに、不況から立ち上がってきた歴史があります。

今や、日本の最大の輸出先は米国から中国へと移っています。しかし、中国にとっても、米国向けの輸出が大きな支えですから、やはり米国の新大統領の経済政策が注目されるわけです。

これまでの報道では、オバマ新大統領は、環境・エネルギー分野への重点的な投資で景気刺激や雇用創出を実現しようといういわゆる「グリーン・ニューディール」を訴えると伝えられています。

新エネルギー開発に10年間で1500億ドル(約14兆円)を投入し、500万人の雇用を創り出そうと言うのですから、画期的なことですが、即効性という点では、多少疑問があると思います。これだけの大事業になると、準備にもかなり時間がかかりそうだからです。

そうだとしますと、日本経済の早期回復を図るには、従来と違った、つまり輸出に頼らない景気回復の道を探らなければならないと言えます。内需振興ということになるのでしょうが、その具体的な方策はまだ出ておりません。今、最も知恵を絞らなければならない点ではないでしょうか。  


Posted by hamachan at 14:12

2009年01月06日

新年の景気の行方


100年に一度と言われる世界的な経済危機の中で新年を迎えました。
テレビや新聞で報道された東京日比谷の「年越し派遣村」は、その厳しさを象徴するものであったと思います。
では、この深刻な不況はいつまで続くのでしょうか。

多くの調査機関やエコノミストによりますと、「日本は、今年いくらか曙光が見えるかもしれないが、本格的な回復は難しく、来年半ば以降に持ち越されるだろう。今年の経済成長率もマイナスになる可能性が強く、良くて0%」というあまりうれしくない経済見通しが大勢を占めているようです。

しかし、永年経済の動きを見てきた経験では、不況の最中に立てられた経済予測は悲観的な見方が多くなりがちです、逆に、今回のような経済危機は誰も予測できなかったように、比較的順調な経済情勢にあるときは、将来についても楽観的になるものです。
したがって、今の大方の予測もその通りになるとは限りません。

よく「夜明け前が一番暗い」とも言われます。
夜明けが近いことを期待して、何とかこの不況を乗り切ることを真剣に考えましょう。そうすれば道が開ける可能性もあります。元気を出しましょう!
  


Posted by hamachan at 13:53
プロフィール
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浜野崇好(はまのたかよし)

経済コラムニスト



1935年6月宮崎市生まれ



NHK経済記者・解説委員を経て、宮崎公立大学学長・理事長。

退任後、フリーの経済コラムニストとして活動。



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