2008年10月22日

金融危機の対策費

ブログの投稿を初めてすぐ、中断してしまい、失礼しました。
国際的に金融の嵐が吹き荒れて、世界同時不況になりそうだとも
言われています。まだどう展開していくのか、分からないところがありますが、広く関心を呼んでいますので、この問題を中心に、なるべく分かりやすいブログを再開したいと思います。

この金融危機は、第二次世界大戦の遠因となった1929年の世界大恐慌以来の大きな危機だとと言われています。大恐慌との比較などは、別途論じるとして、今日はこの金融危機に伴ってニュースに登場するお金の規模について考えてみましょう。

だいぶ前のことですが、「毎日、100万円ずつ使ったとして、1兆円使い切るのに、どのくらいかかるか」ということが新聞で話題になったことがあります。10日で1千万円、100日で1億円ですね。
こうやって計算しますと、1千年で約3650億円、2000年で約7300億円、それでもまだ使いい切りません。結局、2700年余りかかることになります。
ところで、米国が先月、金融危機救済のために使用することを明らかにした公的資金は、約70兆円、日本の株価はこの1年間で、東証一部の時価総額が135兆円目減りしたなどという報道に接すると気が遠くなりそうです。米国の公的資金70兆円は、毎日100万円ずつ使っても、使い切るのにおよそ19万年もかかるという計算になるからです。
しかし、日本では、90年代の終わりから2000年代初めにかけて、12兆円強の公的資金が金融機関に投入され、これで金融機関が立ち直って公的資金も順調に返済されつつあると言うのです。ちょっと不思議な感覚にとらわれませんか。
  


Posted by hamachan at 18:43
プロフィール
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浜野崇好(はまのたかよし)

経済コラムニスト



1935年6月宮崎市生まれ



NHK経済記者・解説委員を経て、宮崎公立大学学長・理事長。

退任後、フリーの経済コラムニストとして活動。



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